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July 15, 2016

介助懸垂

■ 介助懸垂

介助懸垂は、事故者が腕などをけがしており、足は動ける場合に使います。

1本のロープに二人がぶら下がり、救助者が補助しながら、ラッペルします。振り分けにPASがあると便利です。

1) 振り分けをセットする (バックアップ)

2) 制動力を増すセットを作る

3) 下降

カラビナはバックアップです

ラッペル中のザイル通過

作成中

July 11, 2016

ガルダ―ヒッチ

■ ガルダ―ヒッチ

ガルダ―ヒッチの用途は、ホーリング(荷揚げ)です。その他、セカンドのライジングにも使えます。

ガルダ―ヒッチの他、

 ・ビエンテ
 ・ロレンツェ

が知られていますが、全種類を覚える必要はなく、どれか一つが確実に使えることが大切です。

ガルダ―ヒッチには、

 同形のD型ビナ 2枚

が必要です。


コックヒッチによるプルージック登攀

■ プルージック登攀

プルージック登攀は複数人のパーティを効率よく、確保して登らせる時に使う。

 ・スリングを使う

 ・タイプロックを使う

などの複数のやり方があり、それぞれ長短ある。

スリング → ロープとの相性がある
         自動では追従しないため
         片手を開けないといけない

タイブロック → ロープが痛む 衝撃荷重で、場合によっては止まらない。


■ コックヒッチ

コックヒッチは、これらの欠点を解消するシステムだ。

・登攀に自動追従する

・墜落では良く閉まる

コックヒッチを、要するにタイプロックと同じことがスリングとカラビナで実現できる。






■ Nakataシステム

これは、フリクションノットを手を使用せず、緩めることができる。

別の細引きなどのロープで、手の代わりに、フリクションノットの上下移動用の引き紐を作ってやる。

写真では赤のロープがその役目となっている。

こちらに資料あり

ローワーダウン時のザイル通過

■ 墜落が起こったら・・・

墜落が起こった場合、最寄りのテラスなどに、ローワーダウンもしくは引き上げすることになる。

ローワーダウンであれば、普通に普段クライミングしている場合と変わりがない。降ろした後は、ビレイヤーは自己脱出し、負傷者の元へ駆けつけることになる。

問題は引き上げが必要な場合だ。

体重70kgの人をごぼうで引き上げると、70kgの腕力が必要になる。これは屈強な男性でも難しい。

したがって引き上げシステムをまずは作るところが必要になる。(これは後述)

■ 摩擦力を増やす

引き上げは、定番ムンターを使うが、そのままでは摩擦が少なく、手を離したらすぐにも落ちてしまう。

ムンター(半マスト)の摩擦を増やすには、ターンを増やす。



■ ザイル通過

正確にはザイルのコブの通過なのだが・・・なぜか、”ザイル通過”と呼ぶ。

ザイル通過は、

  ザイルの結び目が、ムンターをどう通るか?

ということだ。

■ コブの種類

コブ、つまり、2本のザイルの連結ノットは、

 1)オーバーハンドノット 2個 (距離を離す)

2)シングルのフィッシャーマンズノット (ノットの距離を1m以上離す)

の2通りのやり方がある。後者は発案者の名を取って青木方式と呼ばれているそうである。

シングルのフィッシャーマンズノット
シングルのフィッシャーマンズノットは、対面のオーバーハンドノットと同じことである。

搬送時に牽引するためのイコライゼーション(変形エイトベント)

ボートノットと呼んでいるが、要救助者が乗ったボートをけん引するためのノットである。

名称は正式な者かどうかは不明。

岐阜の山岳警備隊ではこの結びだそうだ。

≪作り方≫

1) バイトのエイトノットを作る

2) 末端をエイトノットから、一輪だけ引き抜く

3)その抜いたほうに、オーバーハンドノットを作り、末端処理する。
 (写真は末端処理がされていない)

4)環付ビナをかけ、要救助者の肩あたりと結び、イコライゼーションを作る。

※ イコライゼーション=流動分散

変形エイトベントと言うノット名で載っている。

別の結びで、イコーリングエイトノットも、『セルフレスキュー』(渡辺輝男)に記載されている。

タイブロック使用上の注意点

■ 使用に注意が必要なタイブロック

タイブロックは便利な道具だが、使用法には注意が必要だ。

以前ロープワーク講習会で指導側に立っていた先輩も、ロープを反対側に引いてしまい、ロープの表皮にダメージを与えてしまっていた。

基本的にギザギザがある道具は、衝撃荷重がかかるような用途には、できれば使わない方が望ましい。ストッパーとして使う場合は、動かさない用途であれば、スリングの方が望ましい。

タイブロックの使用には、大きく

 1) 簡易的なプルージック登攀  緩傾斜でのクライミング時に自動的に追従する

 2) ホーリングでのストッパー 引き上げ時に、後戻りをストップするストッパーの役割 

 3) 引き上げシステムでのストッパー 

の3用途がある。

■ NG使用法

 このセットは、取説にはOKとあるが、使用しない方が好ましいそうだ。

取説の左側のほうのセットを基本とする。

■ ホーリングのストッパーとしての使用

必ず、このセットで使う。

上下を反転してはいけない。

こちらのほうは取説にもある。

クランベル

■ クランベルヒッチ

岩角や立木に、メインロープだけで、アンカーを作りたいことは多い。

その場合に、簡単に作れるメインロープの支点として、紹介。

しかし、この結びはGoogle先生に聞くと、この名前でこの結びが紹介されているものがなく、ちょっと不安である。



この結びのカラビナを掛ける場所を間違うと、容易にほどけてしまうため、支点として用をなさない。



この記事は後で、この結びの作り方を詳説する予定。